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光り輝くお顔

「光顔巍巍(こうげんぎぎ)」(『讃仏偈』)

浄土真宗で大切にされている三つのお経を「浄土三部経」と呼びます。宗祖親鸞聖人はその中の一つ「仏説無量寿経」を真実の教えと仰がれました。「讃仏偈」や「重誓偈」は「仏説無量寿経」の中の一節です。

 お寺や門信徒宅で最もよく読まれているのは、『讃仏偈』なのではないかと思います。比較的短いものでして、ゆっくり読んでも十五分もかからない程のお経です。筆者(住職孫)は幼い頃、このお経が大好きでした。なぜなら正座をする時間が短くて済むから。保育園児にとっては言葉を発さず、ジッとしているのは苦しくて仕方がなかったのです。そんな話はさておき、この短い『讃仏偈』、短いからさして重要ではないということはありません。浄土真宗の教えのエッセンスがぎっしり詰まっているのです。

 冒頭の句「光顔巍巍」の「光顔」という言葉は字の如く、光る顔といった意味を持ちます。仏教では「光」「輝き」という言葉がかなり頻繁に出てくるんですね。それだけ大切だということです。

突然ですが、みなさんの顔は輝いていますか?僕は輝いています。いや、皆さんの顔も輝いているはずです。それぞれがそれぞれのままで素晴らしい、ありのままの私が素晴らしい、ありのままのみなさんが素晴らしい、それが輝いているということなのです。しかしそのことに気付けていない、そう思うことができない。そんな我々に向かって「ありのままのあなたが輝いているんですよ」と伝えてくれているのが、「光」や「輝き」という言葉であるのです。私に向けてのメッセージなんだな~と思いながら称えてみると、今までよりもいろんなことを感じられるのではないかなと思います。

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